飼い主さんの勘違い?

・足腰が弱ってきたから散歩や運動は減らす?
・疲れそうだから、他の犬との接触はなるべく避ける?
・歳を取ると肥満になりやすいから、ごはんの量はセーブする?
・落ち着いて眠れるように人気の無い所に寝床をつくる?
・嫌がるようなら、体にはむやみに障らない方が良い?
多くのシニア犬の飼い主さんが、これを読んでうなずいてます。
思い当たることがあるのでしょうね。

◆ 体の変化をチェックしよう!

体をくまなく触ることは老いた体にこそ、とても必要です。
まず体の各部分を清潔にして健康を保つ事です。
例えば単純な皮膚炎なら、患部を清潔にする事で治療の半分以上は治ります。
しかし単純に治らない病気も、いっぱいあります。
たとえば皮膚に出来る腫瘍は、触れていてこそ早く見つかります。
乳癌はとても多い腫瘍ですが、早期発見すれば大往生も可能です

背中や首元など刺激が少ないところから触れ、体に触れられることにならす事です。
視覚、聴覚が衰えていますから、優しく行うようにします。
これは、看護や介護が必要になった時に役に立ちます。
とにかく温かい手で体に触ってあげるということが、とても大切です。